先週の話になりますが、
星野リゾートの梶川俊一シェフが、
フランス政府より農事功労章を受章しました。
そのときの記事はこちら。
その席で、同社の星野佳路取締役社長が、
「フランスから学んだ2つのこと」について、
話しておられたのが印象的でしたので記します。
一つは、
「世界中で活躍する人材に、褒めることを通じ、
フランス文化を世界に伝えている」こと。
褒めるとは、今回のような勲章の授与や、
フランス料理の世界的なコンクールなど。
もう一つは、
「訪れた旅行者にワインや食の体験をしてもらうのに力を入れている」こと。
その成果として、フランスは年間8000万人が訪れる世界最大の観光大国となり、
食料の輸出でも世界トップクラスです。
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そう言われてみると、
世界的な日本料理のコンクールって、
聞いたことがありません。
世界中の寿司職人を集めて、
創作寿司コンテストを開いたら、
カリフォルニア・ロールに続く、
その国ならではの発想による新たな寿司が誕生しそうですね。
ピラミッド型の鯖寿司(エジプト)とか、
寿司&チップス(イギリス)とか。
安易な発想ですみません。