御代田町出身のフォトジャーナリスト、
山本宗補さんの講演会が2月11日に、エコールみよたで開かれます。
講演に先がけ、同場所のロビーでは、
山本さんが撮影した戦争体験者の写真とともに、
その方のインタビュー記事を展示しています。
戦地へ赴いた元機関兵や元特攻隊要員、
東京、大阪の大空襲体験者、広島、長崎の被爆者らが語る証言の中には、
あまりに生々しく、読んでいると心が重くなって、
途中で目を背けたくなるものも。
「アジア太平洋戦争による日本人の死者は310万人」という事実を聞いても、
あまりに現実離れした数字に、実感が湧いてきません。
一方、インタビューにあった、
何人もの中国人を生体解剖した元軍医の、
「1回目はびくびくだ。2度目は平気になる。3度目は進んでやる」という言葉には、
背筋が凍るような、リアルな戦争の怖さが含まれていると感じました。