旧軽井沢銀座の「ジャムこばやし」は、
世界の珍しい木の実を集めて販売しています。
ユニークで可愛らしいの木の実が沢山あるのですが、
中には、気軽に触れるとケガをする危険なものも。
こちらは南アフリカ原産の、その名も「ライオンゴロシ」。
実際にライオンをも死に至らしめると聞き、
てっきり、トゲが刺さり出血がひどくなって、
死んでしまうと想像したのですが、どうやら違うみたいです。
ライオンが体についたこの木の実を噛みちぎろうとして、
今度は口にひっかかって取れなくなります。
すると、口内が膿んで物を食べられなくなり、
飢えによってライオンは死んでしまうのだとか。
いやー、恐ろしい。
この「ライオンゴロシ」より扱いに注意が必要なのがこちら。
マダガスカルに自生する木「ウンカリーナの実」。
一見、カビルンルンみたいで可愛らしくもありますが、
釣り針のような返しがあるトゲは細く尖り、
持つところを間違うと、血を見ることに。
トゲは四方八方に伸びているため、
外すときも気をつけないと、二次災害を招きます。
電車のシートや郵便受け、夕飯の食卓などで、
これらの木の実を見かけたら、
誰かの嫌がらせだと思って間違いないでしょう。